扁桃腺摘出手術を終えて退院してきました。
入院は初めてなので、人生経験としては悪くなかったでした。
入院も病人に対してそれほど優遇されているわけでもなく、某大手の病院ながらも、食事は3食でるのに、箸やスプーンなどは持参しなければならないとは驚きでした。持ってこないと手で食えって事でしょう。
着替えもないし、風呂はあってもタオルも無ければ石鹸もなし、そんなものなんですね。要するに持ってこいと。
初日は手術による説明。前準備みたいな感じで、同意書とか書きました。
手術は全身麻酔による手術で、麻酔を動脈に流すのですが、先生に聞いたとおり、1~2分くらいで意識が無くなってたと思います。
気づいたときには自分にとっては一瞬の出来事のようで、その間に、肺のほうに管が通され人工呼吸に、二つの扁桃腺を切り取られ、1時間くらい更に意識が無かったとは思えないくらいに。
目覚めた時は、切り取られた扁桃腺と即ご対面でした。最初の起こされて、主治医の言葉は『かなり冷静だね』でした。それはそうだ、自分にとっては一瞬すぎたし、そのまま目が覚めなければとか思ってたくらいだから。
麻酔は完全に解けているらしく、何も違和感がなかったでした。歯の麻酔の様に、変な感覚になると思いきや全く予想外です。
最初の同意書に、歯がゆるい場合は抜ける可能性もあるとの事を言われていたので、ノドの奥のせいか、結構強引な手術なんでしょう。さすがに歯は無事でしたが、唇に少しダメージが残ってました。
入院中は、PSP、DS、ipod(伊集院光深夜の馬鹿力)を駆使して暇を潰してました。親とかやけに見舞いに来て正直タルかったです。友達が来てくれたのはありがたかったかな。
親父もオフクロも俺の事が心配らしい。オフクロは関しては、俺の自信の無さとかネガティブさの事で、育て方を間違えたのかとか、泣き出すし。オフクロは三女の次女で、最初の長男である俺、男の子の育て方が分からなかったのか知れないとか、最初の子だから、多少甘やかした面もあったとか(親父の一家の方が)人のせいにしたりとかしてましたよ。
まあ、風邪を引いたときとか、必ずって言ってよいほどオフクロが付き添ってきて、たぶん…中3か高1まで、よくいっていた病院の看護士に「そろそろ一人来れないの?」と指摘されるまで、親とくるのが当たり前と思っていた自分がいたのだから、俺ホント…ねばいいのに。
弟は独走性にたけていて、自分の好きなことをドンドンやる子で、俺はそういうことも無く、なんか親父に剣道やらされたり、理由は忘れたけどスイミングスクールかよってたり、やれ習字を習わされたり、なんか公文に通ってたり、何故か英語のレッスンに通わされたりやられ、もっと好きなことをやらせた方が良かったのかとか言ってました。
まあ、どれもかしこも中途半端か、とことん出来ないのどちらかでしたが…。
学習系は特にダメで、進研ゼミとか取った事を2度くらいあったと思うけど、学校の内容と全然違うことから全然わからずちんぷんかんぷん。なんか玩具目当て?みたいな感じになってたし。
高校の時、大学に行けたら行こうと、塾や家庭教師もやったけど、吃驚するほど理解力の無さと、無知さに呆れさせたものですよ。
っていうか、方向性がずれて、羞恥的自虐に走ってますが気にしない。だって私サウザントですから。
っとまあ、入院中一度だけ軽くインターネットを使える機会があって、「ある」コメントを見て、おかげ様で一時的な高度なストレスから熱がでて、寒気が止まらなかったくらいであとは結構順調でした。「お前に何が分かるんだ」とか色々考え思ってましたよ、寒気と頭痛の中で。
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